獣医学術大会に参加
ちょっと堅苦しいタイトルになってしまいましたが
獣医師、動物看護士、動物看護士の学生を対象にし、一般市民も無料で参加できる大会
WJVF(West Japan Veterinary Forum)が6月22日(土)と23日(日)ホテルニューオータニーで開催されました。
主催はJAHA(公益社団法人 日本動物病院福祉協会)とJBVP(一般社団法人 日本臨床獣医学フォーラム)
と、ここまでも、なんだか難しい名前ばかりですよね
ですが、内容はそんなに難しいことはないのです
22日(土)は「家庭犬のしつけマナー」や「高齢動物のケア」「シェルターからの譲渡(アメリカ事例)」「猫の病気」などについてのセミナー
私は23日日曜日の
「動物のストレスについて」や「しつけ」についてのお話から実践までを受講してきました。
講師は日本獣医生命科学大学(JAHA認定家庭犬しつけインストラクター) 水越美奈先生
「人も犬も幸せになる楽しいしつけ」と題して、近年、変わってきたしつけ方法などのお話を具体例を挙げながら説明されました。
ひと昔前の「番犬」から「パートナーや家族」となった現代
重要視されるようになってきた「しつけ」
その「しつけ」も昔と意識が変わってきています
私が犬を飼いはじめた10年以上も前の「しつけ」は”主従関係を確立すること!”
ということが教本とばかりに紹介されていたのが多かったように思います。
今は主従関係から信頼関係へと移行しているのです。
今や「誉め育て!」がキーワード
子育ても一緒ですよね(〃^ー^〃)
私も誉め育てには賛成です
あったまに感情的に叱ってしまうこともありましたがΣ(~∀~||;)一応、子供もワンコも立派な大人になってくれたと思っています(←人にも犬にも親バカです!笑)
でも、親バカでいいと思います 自分の子供(犬)を誉めてあげないで誰が誉めるんですか
だから、子供さんでもワンコでもいっぱいいっぱい愛情を込めて誉めてあげて欲しいのです
叱るのではなく、考えて自発的に動くように してあげることが重要です!
そしてもうひとつ大事なことが「一貫性」です!と水越先生はおっしゃいます。
犬には「特別な日」は通用しないのだから、混乱させないようにすることが大切と。
具体例の中で、私がなるほどなぁ。。。って思ったことが・・・
人用のソファーに気持ち良さそうに寝ている我が子(ワンコ)
その寝顔があまりにもかわいいので、そのままにしてあげている・・・
ある日、テレビのリモコンがそのワンコの下敷きになっていたので、取ろうとしたら「ガウ~っ!」と唸られた
(だから、一昔前はソファに犬を乗せてはダメ!と言われてた所以ですね。)
そのワンコにとったら、そこのソファは誰にも邪魔されずにゆっくり寝れる場所になっていたのですね。
でも、日ごろから、人が下りて欲しい時には文句を言われず、下りれるようにしつけていれば問題はないのですよね。
だから、常に何かあるごとにワンコに「おりて」と言えばいい訳です。
さして難しい「しつけ」ではないですよね(^^ゞ
会場「お~ぉ~!」と納得(笑)
もうすでに、みなさんにしたら、「そんなこと知ってるわよ」でしたね(^^ゞ
といった具合に、特別なことを教えるわけではないのですよね^^
常に「犬の視点」で見ることです!とも。
先生の意見に賛同される方ばかりではないと思います。
「しつけ」に対する考えはひとつではないと思います。どのしつけ方が正しいとかっていうのはないように思いますが、共通して言えることは、いいことをした時、望ましいことをした時には、誉めてあげることは、人にも犬にもプラス要素だと私は思います(〃^ー^〃)
実技講座ではJAHA認定家庭犬しつけインストラクターではお馴染みの矢崎 潤さんが、檀上で実際に小型犬や大型犬に登場してもらって、おやつを使っての誘導や、アイコンタクトなど、しつける時のポイントなどを解説。
どのワンちゃんもしっかりしつけられていて、ほのぼのとした雰囲気の中、講義は終了しました。
次回はまた来年7月に開催予定だそうですので、参加も無料ですし
来年は開催前にみなさんにも情報のひとつとして告知もしていきたいと思います^^
確かに、言葉の分からないワンちゃんには一貫性でしか伝わらないですよね。
ついつい可愛くてとか、面倒だからっていう理由はワンちゃんにしたら迷いますね。
わりと聞き分けが良いので助かってますが、時々シーツ以外の所におしっこしてしまうんで
何故なのかなぁって悩みます(゚Д゚;) そういうとき怒って良いのかもわからず・・・。
しつけについて勉強することでそういう悩みも解消したりするんでしょうね(*´∇`*)
そういう意味では、こういう講習会はホントに大事ですね。飼い主も勉強!
無料とのこと。すご~くお得感がありますね!!!